説明
ドキシサイクリンはテトラサイクリンのグループに属し、ボルデテラ、カンピロバクター、大腸菌、ヘモフィルス、パスツレラ、サルモネラ、ブドウ球菌、連鎖球菌属などの多くのグラム陽性菌およびグラム陰性菌に対して静菌作用を示します。ドキシサイクリンは、クラミジア、マイコプラズマ、リケッチア種に対しても有効です。ドキシサイクリンの作用は、細菌のタンパク質合成の阻害に基づいています。ドキシサイクリンは肺との親和性が高いため、細菌性呼吸器感染症の治療に特に有用です。
適応症
ボルデテラ、カンピロバクター、クラミジア、大腸菌、ヘモフィルス、マイコプラズマ、パスツレラ、リケッチア、サルモネラ、ブドウ球菌、連鎖球菌などのドキシサイクリン感受性微生物によって引き起こされる胃腸および呼吸器の感染症。子牛、山羊、家禽、羊、豚。
禁忌
テトラサイクリンに対する過敏症。
肝機能が著しく低下した動物への投与。
ペニシリン、セファロスポリン、キノロン、サイクロセリンとの同時投与。
微生物消化が活発な動物への投与。
副作用
若い動物の歯の変色が発生する可能性があります。
過敏反応が起こることがあります。
投与量
経口投与の場合:
子牛、ヤギ、ヒツジ:飲料水 1L あたり 0.25 ~ 0.5g を 3 ~ 5 日間。
家禽および豚: 1L の飲料水あたり 3g を 3 ~ 5 日間。
注:反すう前の子牛、子羊、子供のみ。
退会期間
肉:
子牛、ヤギ、ヒツジ:14日。
豚:8日。
家禽:7日。
人間が消費するために乳または卵を生産する動物には使用しないでください。
保管所
25℃以下の涼しく乾燥した場所に保管し、遮光してください。
獣医専用。
小児の手の届かない場所に保管。